「子どもの元気な声が失われた社会に明日はありません。田瀬さんは、道路を車に占拠され、昔あった原っぱや、道そのものが遊ぶ場だった世界を失っている日本の子どもは不幸だと言われます。私たちが取り組む「小さなまち」づくりはこれからの若い家族の集住のカタチを生むことだ、と考えています」
「農地は休耕していても農地ですし、集落の未来のためにも農地のままであることが、地域の価値を保持することになるはずです。私たちは、「開発」ではなく、「集落のリニューアル」としなければいけない、と肝に銘じています」
「次世代に向けてのミッションを、日常性、地域性、公共性(政治性)を同時に備えたプランニングやデザインと捉え、私たちは、それに挑み続けます」